英検などの民間試験を大学入試に導入する、という話はいったん立ち消えになったように見えます。
しかし、現在の大学入学者の中で一般入試を利用して入学しているのはおよそ半分くらいで、残りの半数は推薦枠などを利用して入学しています。
推薦入試では高校での内申点はもちろん、英検など資格試験も考慮される場合も多いですし、だからこそ、年間380万人もの人たちが英検を受験しているのです。
ですから、下のようなキャンペーンが立ち上げられたのは、当然だと思います。
英検受験料引き下げを求めますキャンペーン
受験料以外にも、受験場へのアクセス、PCやタブレットのようなデバイスの利用など、経済的格差が教育格差を生じないような制度設計が望まれますね。
英検の受験料